2017年は「仮想通貨元年」と言われ、ビットコインの価格が1BTC:9万円 → 157万円まで上がる大躍進を果たした1年でした。
一時期は220万円を超える金額となり、年初と比べて最大24.4倍にもなる金額となりましたが、年末は落ち着いた金額で終わりました。
まだまだ課題が残るビットコインに代わって、どの通貨が2018年に来るのか?
2017年を振り返りながら、2018年を大予想して行きたいと思います。
目次
主要通貨2017年の値上がり率
通貨名 | 2017年初値 | 2018年初値 | 上昇率 |
---|---|---|---|
ビットコイン | 91,218円 | 1,570,217円 | 1,721%アップ(17.2倍) |
イーサリアム | 854円 | 83,638円 | 9,793%アップ(97.9倍) |
ビットコインキャッシュ | 33,027円 | 274,757円 | 831%アップ(8.3倍) |
リップル | 0.6269円 | 221.63円 | 35,353%アップ(353.53倍) |
ネム | 0.3949円 | 108.24円 | 27,409%アップ(274.09倍) |
ライトコイン | 423.37円 | 25,369円 | 5,992%アップ(59.92倍) |
2017年はビットコインに限らず、ほとんどの通貨で値上がりをしました。
これだけの値上げ幅は滅多に見ない上昇率です。
ビットコインを元々保有していた人は、17倍を超える資産を手に入れた結果となります。
仮想通貨全体の時価総額:65.4兆円(前日比:-0.59兆円)
Bitcoin 25.5兆円(38.98%)
Ripple 8.9兆円(13.68%)
Ethereum 7.9兆円(12.11%)
Bitcoin Cash 4.9兆円(7.53%)
Cardano 2.1兆円(3.16%)
Litecoin 1.4兆円(2.13%)
IOTA 1.1兆円(1.7%)
NEM 0.9兆円(1.45%) pic.twitter.com/GHXjQXR4KW— 仮想通貨・暗号通貨・トークン情報 (@Kasou__Tuka) 2017年12月31日
仮想通貨市場も65兆円というすごく大きい市場になりました。
時価総額第2位のイーサリアムでしたが、リップルが抜かして現在は2位となっています。
ビットコインは課題が盛りだくさん
2017年の時価総額No.1となったビットコインですが、仮想通貨としての課題がたくさんある通貨です。
送金づまりが発生していない時は15分程度で送金が完了するのですが、最近は利用する人の数が増えすぎて送金づまりを引き起こしています。
ひどい時だと1日位かかることもあるようです。
ライトニングネットワークという送金を短時間・少額手数料にする技術はまだ実現できていません。
今の状態ですと、個人向けの買い物には向いていない通貨です。
2018年値上がり必須の通貨
日本の主要な取引所で扱っている仮想通貨はビットコインを含めて14通貨 + 9トークンあります。
これらの通貨の中で2018年に絶対来るであろう通貨を紹介して行きます。
通貨名 | 特徴 |
---|---|
ビットコイン【BTC】 | 世界初の暗号通貨で時価総額No.1 取引数が多いため安定した上昇が特徴 |
リップル【XRP】 | 時価総額2位のGoogleがが出資した仮想通貨 処理速度が速く、世界中の金融機関が参加している |
イーサリアム【ETH】 | 時価総額3位の人気通貨 スマートコントラクト技術を導入してより取引性の高い通貨を実現 |
ビットコインキャッシュ【BCH】 | 2017年にBTCから「分裂」して出来た新しい仮想通貨で時価総額第4位 BTCの送金問題を解決した通貨 |
ライトコイン【LTC】 | 時価総額6位の通貨 世界初のアルトコインで、決済用コインとして有名 |
ネム【NEM/XEM】 | 時価総額8位の通貨 政府機関だけでなく民間の取引を目指した自由度の高い通貨 |
モナコイン【MONA】 | 日本発祥の2chが開発したアルトコイン。日本では採用する店舗やサービスが多い。決済スピードが早いのが特徴。 |
イーサリアム・クラシック【ETC】 | 2016年にイーサリアムからハードフォークにて誕生した新しい通貨。考え方の違いだけで、ほとんど機能は同じですが価格が1/20で割安感あり。 |
リスク【LSK】 | イーサリアムと同じ分散型アプリケーションのプラットフォームですが、JavaScriptを言語とするなど、開発しやすいのが特徴。 |
ファクトム【FCT】 | 電子記録を作成・維持・管理するためのプラットフォーム。病院、保険、不動産など書類が多い業界に期待。 |
モネロ【XMR】 | 安全性・匿名性の高い仮想通貨。”リング署名”という技術に特徴。 |
オーガー【REP】 | 来予測市場のプラットフォーム。未来を予測して、その予測が正しければ仮想通貨で報酬をもらえるとい変わった通貨。 |
ジーキャッシュ【ZEC】 | 取引を追跡できない完全な匿名性を実現した仮想通貨。”ゼロ知識証明”の技術はJPモルガン・イーサリアムでも採用。 |
ダッシュ【DASH】 | 取引スピードと匿名性に特化した仮想通貨。匿名性だけでなく取引速度1秒以内を実現した通貨。 |
その他、Zaifで扱っている「トークン」も合わせて比べて行きます。
トークンも仮想通貨のように2018年に値上がりを期待できる通貨です。
この全23通貨で2018年の値上がり必須通貨を大予想して行きます。
リップル【XRP】
コイン名 | 取引所 | 値上がり期待値 |
---|---|---|
リップル【XRP】 | coincheck |
リップルは「金融商品の決済・送金システム」として世界中の金融機関から採用されている仮想通貨です。
ブリッジ機能を使い、ドル・ユーロ・円などの法定通貨だけでなく、ビットコイン・イーサリアムなどの仮想通貨と交換することが出来ます。
今後は「海外送金」をメインに使われる予定で、送金手数料は非常に低く、海外送金も1分もあれば完了するのが魅力です。
年末にはイーサリアムを抜いて時価総額No.2に躍り出ましたが、まだまだ上昇すると見込んでいます。
ネム【NEM/XEM】
コイン名 | 取引所 | 値上がり期待値 |
---|---|---|
ネム【NEM/XEM】 | coincheck・Zaif |
リップルは高い応用性・セキュリティーを備えた仮想通貨で、超高速で送金できる「カタパルト」の実装も控えています。
このカタパルトの技術「mijin」を採用する企業が増えてくれば、ネムの価値はますます上がって行くでしょう。
ネムのブロックチェーン技術は応用性が高く、独自トークンの発行も可能だそうです。
リップルに並んで期待の高い仮想通貨だと考えています。
イーサリアム【ETH】
コイン名 | 取引所 | 値上がり期待値 |
---|---|---|
イーサリアム【ETH】 | bitFlyer・coincheck・Zaif |
「2017年はビットコインの年、2018年はイーサリアムの年になる」と多くの投資家が言っているので、値上がりの可能性が高い仮想通貨です。
イーサリアムの「スマートコントラクト」技術は多くの支持を得ており、ネーミングもあるので人気が集まっています。
ビットコインキャッシュ【BCH】
コイン名 | 取引所 | 値上がり期待値 |
---|---|---|
ビットコインキャッシュ【BCH】 | bitFlyer・coincheck・Zaif |
ビットコインの送金問題を解決して2017年にハードフォークした仮想通貨です。
ブロックサイズが1MB → 8MBになり、ビットコインよりも実用性の高い通貨です。
ビットコインよりも割安感もあり、2018年は人気が集まる可能性が高いです。
ファクトム【FCT】
コイン名 | 取引所 | 値上がり期待値 |
---|---|---|
ファクトム【FCT】 | coincheck |
ファクトムは電子記録を作成・維持・管理するためのプラットフォームで、登記簿や貸付記録・証券・保険など、あらゆる書類や記録をビットコインのブロックチェーン上で管理する目的で作られました。
今後、銀行・ローン会社などの金融業界を始め、書類管理の多い企業を中心に取り入れられていく予定です。
ジーキャッシュ【ZEC】
コイン名 | 取引所 | 値上がり期待値 |
---|---|---|
ジーキャッシュ【ZEC】 | coincheck |
Zcashは匿名性に優れた仮想通貨で、送金元・送金先・送金量・送金履歴の全てを匿名にするゼロ知識証明という技術を採用しています。
「匿名性の高さ」に特徴を持つ仮想通貨は他に、Monero【XMR】・Dash【DASH】などもありますが、アドレス・金額まで隠すことができる仮想通貨はジーキャッシュのみで、相当高い匿名性を持っている通貨です。
リスク【LSK】
コイン名 | 取引所 | 値上がり期待値 |
---|---|---|
リスク【LSK】 | coincheck |
Lisk(リスク)はイーサリアムと似ていて、分散型アプリケーションのプラットフォームを目的とした仮想通貨です。
Liskの特徴として「JavaScriptを使用している」・「アプリケーションをサイドチェーン化する」という違いがあり、イーサリアムよりも開発に参入しやすい特徴があります。
カウンターパーティー【XCP】
コイン名 | 取引所 | 値上がり期待値 |
---|---|---|
カウンターパーティー【XCP】 | Zaif |
カウンターパーティーはビットコインのブロックチェーン上で展開されている、オープンソースの金融プラットフォームです。
XCPの特徴は、XCPを消費して独自の仮想通貨(トークン)を発行することができるというもので、この独自の仮想通貨は幅広い目的に利用することができます。
今後多くの企業や人が、様々な目的で「トークンエコノミー」を実現するようになるので、今のうちに投資しておきたいオークンです。
COMSA【CMS】
コイン名 | 取引所 | 値上がり期待値 |
---|---|---|
COMSA【CMS】 | Zaif |
COMSAはZaifを運営しているテックスビューロが提供しているICOサービスです。
COMSAのCMSトークンを持っておくと、企業ICOの参加の為に利用する事ができます。
ICOは株で言うIPOに似ているため、人気が集まる可能性も高いと考えています。
まとめ
独断と偏見でチョイスしましたが、いかがでしたでしょうか。
2018年の仮想通貨市場は、まだまだ上昇の見込みが高いので、ぜひ今のうちに購入しておきましょう。
仮想通貨はcoincheckで13種類の取扱い、トークンはZaifで9種類の取扱いがあります。
登録は無料なので、ぜひ登録しておきましょう。
もっとマイナーな通貨を購入したい人は日本語対応の海外の取引所で草コインを買うという手もあります。
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